狐憑き0
修行の為に山から下りてきた僕とキヨ。
僕達を養ってくれる裕福そうな家を探して、二人で暗闇の中「宿」探しをしていた。
『おいトシ!こことかどうだ?』
『うーん、子供が一人しかいないみたいだし…』
二人が一緒にいた方がお互いサポートしやすいから子供が二人以上いる家が良い。
それに、出来ればもう少し幼い子供の方が多少不自然な事があってもバレにくいから都合が良い。
『なあトシ!ここはどうだ?「にわぜきいっとだて?」だぞ!』
キヨが示した先は立派な「庭付き一戸建て」だった。
家族四人の名前が書いてある表札の下の二つはおそらく子供の名前なのだろう。
『「きよひこ」と「わかば」、かな?』
『へぇー、よく読めるな』
一緒に勉強しただろ?
『…早速中を見てみようか』
『ああ!ちょっと待てよ!』
塀へ飛び乗り屋根を蔦って、小さな明りの漏れている窓際へ向かう。
窓に飾られたぬいぐるみやおもちゃ、カーテンの可愛らしい柄からしてあそこが子供部屋なのだろう。
『うん、この家なら多分大丈夫』
窓から子供部屋を覗き込みながら言った。
二段になったベッドの下の方には遠目に見ても分かる、僕好みの可愛らしい女の子が眠っている。
恐らくあの子が「わかば」なんだろう。
上の段はよく見えないけど、多分「きよひこ」が寝ているのだろう。
『じゃあ僕は下の女の子、キヨは上の男の子の方に。間違えるなよ?』
『勝手に決めるなよ!…いや、別にそれでいいけど。雄の方が馴染みやすいし名前も似てるし』
ふふふ、キヨならそう言ってくれると思ってよ。
『じゃあ早速…!』
僕の体がぼんやりと青白く発光し、「狐」の姿から青みを帯びた「狐火」へと姿を変えていく。
『だからちょっと待てって!』
僕に続いてキヨも狐火に変身する。
「二匹の狐」から宙に浮く「二つの火の玉」の姿になった僕達は、窓ガラスをすり抜け音もなく獲物の二人が眠っているベッドに向かった。
(ふふふ、近くで見てもやっぱり可愛いねわかばちゃん♪)
少女の胸元辺りでふわふわ浮きながら舐めるようにその姿を見る。 ぷにぷにろりろりしてて今すぐ食べちゃいたい。
(というか実際今から「食べちゃう」けどね!)
(トシって時々変になるよな)
キヨの言葉を聞き流しながらゆっくりと胸元へ降下!
ズブズブと少女の身体の中に入って行く。
「んぅ…ん…」
異常を感じたのか小さな呻き声を出す少女に構わずどんどん奥へと潜る。
「ぁ…ぃゃ…出てってぇ…」
(ふふ、もう遅いよ)
既に体内への侵入は完了しているから、もはや彼女に抵抗は不可能だ。
(わかばちゃんの「中」は温かくて気持ちいねぇ♪)
居心地の良い少女の「中」で、僕の身体が溶けて全身へ広がり侵食して行く。
「ゃ…ぃゃ…ぁ……ふ、ふふ…」
侵食は肉体だけでなく精神にも広がって、彼女の口から僕の笑いが漏れる。
容赦なくこの子の意識と混ざり、取り込み、魂そのものを奪っていく。
本当は魂を寝かせて身体だけを奪えば充分なのだが、この身体に一目惚れした僕はそれだけじゃ満足出来なくなっていた。
「さぁ、わかばちゃん。君の全てを僕に頂戴♪」
「二匹で街に出て人間の姿で生活する」それが僕達「狐」の修行だ。
基本に人間の姿になる方法は「化ける」でも「取り憑く」でも何でも良い。
しかし、僕達は人間の事を僅かな知識でしか知らない。
なので、存在しない人間に化けても身分や住処を手に入れ、周りにバレない生活するのは難しい。
取り憑くにしてもボロが出ないようにしながら二人だけで馴れない人間生活を続けるのは不安がある。
そこで僕たちは仕事や家事をせず人間の知識も獲れて、ついでに多少性格の変化に気付かれても誤魔化しやすい「幼い子供」に取り憑く事にした。
…最も、色々理由を付けてはいるが本当は僕の好みの問題なだけだったりする。
・・・・・
「ふふ、やった!成功したぞ!」
朝までかかってしまったけど、なんとか身体の支配権を奪う事に成功した。
「これが女の子の身体…」
後ろ足…二本の足で立ち上がり、前足…人間の手を目の前に移動させる。
体毛の無い腕、肉球の無い手のひら、五本の細長い指。
手を開いたり閉じたりすべすべした腕を撫でて一通り身体の様子を確認した後、徐に服の胸元を引っ張り中を覗きこむ。
ほんのり汗ばんだ凹凸の少ないつるんとした綺麗な素肌をじっくりと眺める。
「くんかくんか」
ロリの甘い香りを嗅いだり、服の上から身体を撫でまわし身体を堪能する。
「うわー!おっぱい柔らかーい♥」
触ってみないと分からないけどふにふにした確かな感触。
「いいねいいね、この程よく未成熟な感じの柔らかさ♪」
流石に幼すぎて気持ちよくはならない。
しっかり開発してあげようと股間へ手を伸ばした瞬間、僕の意思に反して手が止まった。
「…思ったより抵抗してくるね、わかばちゃん?」
どうやら未体験のエロい事への恐怖心から、同化しきれてないわかばちゃんの意識が抵抗しているみたいだ。
「そんなに抵抗しても手遅れだよ?」
わかばちゃんの魂は既に同化して「僕の中」に取り込んでいるから、飴玉みたいに時間をかければ自然と僕に溶けていく。
既に成り済ますには問題ない程度には同化しているし、この調子だと一週間くらいで完全に全てを乗っ取れるけど、それまで行動が制限されてしまう。
主にエロい事が出来ない!こんな素敵な身体を手に入れたのにそれはとても困る!
「そうだ!」
自分から出来ないなら他人に襲って貰おう。
しかも丁度良い場所に相手がいるじゃないか。
「起きて『きよ兄』!朝だよ?」
僕達を養ってくれる裕福そうな家を探して、二人で暗闇の中「宿」探しをしていた。
『おいトシ!こことかどうだ?』
『うーん、子供が一人しかいないみたいだし…』
二人が一緒にいた方がお互いサポートしやすいから子供が二人以上いる家が良い。
それに、出来ればもう少し幼い子供の方が多少不自然な事があってもバレにくいから都合が良い。
『なあトシ!ここはどうだ?「にわぜきいっとだて?」だぞ!』
キヨが示した先は立派な「庭付き一戸建て」だった。
家族四人の名前が書いてある表札の下の二つはおそらく子供の名前なのだろう。
『「きよひこ」と「わかば」、かな?』
『へぇー、よく読めるな』
一緒に勉強しただろ?
『…早速中を見てみようか』
『ああ!ちょっと待てよ!』
塀へ飛び乗り屋根を蔦って、小さな明りの漏れている窓際へ向かう。
窓に飾られたぬいぐるみやおもちゃ、カーテンの可愛らしい柄からしてあそこが子供部屋なのだろう。
『うん、この家なら多分大丈夫』
窓から子供部屋を覗き込みながら言った。
二段になったベッドの下の方には遠目に見ても分かる、僕好みの可愛らしい女の子が眠っている。
恐らくあの子が「わかば」なんだろう。
上の段はよく見えないけど、多分「きよひこ」が寝ているのだろう。
『じゃあ僕は下の女の子、キヨは上の男の子の方に。間違えるなよ?』
『勝手に決めるなよ!…いや、別にそれでいいけど。雄の方が馴染みやすいし名前も似てるし』
ふふふ、キヨならそう言ってくれると思ってよ。
『じゃあ早速…!』
僕の体がぼんやりと青白く発光し、「狐」の姿から青みを帯びた「狐火」へと姿を変えていく。
『だからちょっと待てって!』
僕に続いてキヨも狐火に変身する。
「二匹の狐」から宙に浮く「二つの火の玉」の姿になった僕達は、窓ガラスをすり抜け音もなく獲物の二人が眠っているベッドに向かった。
(ふふふ、近くで見てもやっぱり可愛いねわかばちゃん♪)
少女の胸元辺りでふわふわ浮きながら舐めるようにその姿を見る。 ぷにぷにろりろりしてて今すぐ食べちゃいたい。
(というか実際今から「食べちゃう」けどね!)
(トシって時々変になるよな)
キヨの言葉を聞き流しながらゆっくりと胸元へ降下!
ズブズブと少女の身体の中に入って行く。
「んぅ…ん…」
異常を感じたのか小さな呻き声を出す少女に構わずどんどん奥へと潜る。
「ぁ…ぃゃ…出てってぇ…」
(ふふ、もう遅いよ)
既に体内への侵入は完了しているから、もはや彼女に抵抗は不可能だ。
(わかばちゃんの「中」は温かくて気持ちいねぇ♪)
居心地の良い少女の「中」で、僕の身体が溶けて全身へ広がり侵食して行く。
「ゃ…ぃゃ…ぁ……ふ、ふふ…」
侵食は肉体だけでなく精神にも広がって、彼女の口から僕の笑いが漏れる。
容赦なくこの子の意識と混ざり、取り込み、魂そのものを奪っていく。
本当は魂を寝かせて身体だけを奪えば充分なのだが、この身体に一目惚れした僕はそれだけじゃ満足出来なくなっていた。
「さぁ、わかばちゃん。君の全てを僕に頂戴♪」
「二匹で街に出て人間の姿で生活する」それが僕達「狐」の修行だ。
基本に人間の姿になる方法は「化ける」でも「取り憑く」でも何でも良い。
しかし、僕達は人間の事を僅かな知識でしか知らない。
なので、存在しない人間に化けても身分や住処を手に入れ、周りにバレない生活するのは難しい。
取り憑くにしてもボロが出ないようにしながら二人だけで馴れない人間生活を続けるのは不安がある。
そこで僕たちは仕事や家事をせず人間の知識も獲れて、ついでに多少性格の変化に気付かれても誤魔化しやすい「幼い子供」に取り憑く事にした。
…最も、色々理由を付けてはいるが本当は僕の好みの問題なだけだったりする。
・・・・・
「ふふ、やった!成功したぞ!」
朝までかかってしまったけど、なんとか身体の支配権を奪う事に成功した。
「これが女の子の身体…」
後ろ足…二本の足で立ち上がり、前足…人間の手を目の前に移動させる。
体毛の無い腕、肉球の無い手のひら、五本の細長い指。
手を開いたり閉じたりすべすべした腕を撫でて一通り身体の様子を確認した後、徐に服の胸元を引っ張り中を覗きこむ。
ほんのり汗ばんだ凹凸の少ないつるんとした綺麗な素肌をじっくりと眺める。
「くんかくんか」
ロリの甘い香りを嗅いだり、服の上から身体を撫でまわし身体を堪能する。
「うわー!おっぱい柔らかーい♥」
触ってみないと分からないけどふにふにした確かな感触。
「いいねいいね、この程よく未成熟な感じの柔らかさ♪」
流石に幼すぎて気持ちよくはならない。
しっかり開発してあげようと股間へ手を伸ばした瞬間、僕の意思に反して手が止まった。
「…思ったより抵抗してくるね、わかばちゃん?」
どうやら未体験のエロい事への恐怖心から、同化しきれてないわかばちゃんの意識が抵抗しているみたいだ。
「そんなに抵抗しても手遅れだよ?」
わかばちゃんの魂は既に同化して「僕の中」に取り込んでいるから、飴玉みたいに時間をかければ自然と僕に溶けていく。
既に成り済ますには問題ない程度には同化しているし、この調子だと一週間くらいで完全に全てを乗っ取れるけど、それまで行動が制限されてしまう。
主にエロい事が出来ない!こんな素敵な身体を手に入れたのにそれはとても困る!
「そうだ!」
自分から出来ないなら他人に襲って貰おう。
しかも丁度良い場所に相手がいるじゃないか。
「起きて『きよ兄』!朝だよ?」