化け猫と少女
※タイトルそのままです!
「ニャー」
学校帰りの少女の前に一匹の三毛猫が飛び出して来た。
「ねこちゃんだ!」
人懐っこい仕草で足元にすり付いて喉をゴロゴロと鳴らす姿に少女は警戒もせずしゃがみこんで三毛猫の頭を撫でる。
「あはは、モフモフしてる!可愛いー!」
『うにゃ~お嬢ちゃんは撫でるのが上手だにゃ』
「え?!誰?」
突然聞こえてきた誰かの声に驚いて辺りを見回す。
『にゃっはっは!目の前にいるじゃにゃいか!』
少女の目の前に居る。
つまりその言葉の意味は一つだ。
「猫さんが喋ってるの!?」
『そうだにゃ!目の前の三毛猫がお嬢ちゃんに話しかけてるにゃ。』
「スゴい!猫ちゃん喋れるの!」
猫が喋った事を喜ぶ幼い少女。
大人だったら手の込んだいたずらを疑うか、気味悪がって逃げ出していただろう。
『早速だけど、お嬢ちゃんにお願いがあるにゃ。暫くの間、僕に『宿』を借してほしいにゃ。』
「やど…お家?」
『そうにゃ。訳あって『前の宿』が使えなくなったんだにゃ。次の宿が見つかるまででいいからお願いするにゃ!』
「でも、ママに聞かないと…」
『大丈夫にゃ!ママには僕が話してあげるにゃ!』
矢継ぎ早に会話を進めていく三毛猫。
『それに、ダメだって言われても僕ならママに見つからないトッテオキの方法を知ってるにゃ!』
「本当!それじゃあ――」
夕御飯の準備中に、娘の彩が学校から帰ってきた。
鞄を床に放り出し、廊下をバタバタ走りながらリビングへやってくる。
「ママ、ただいま!」
「お帰りなさい彩。今日は元気良いわね?」
振り返り、心なしか何時もより元気の良い娘を不思議がりながらも笑顔で返す母親。
「えへへ、秘密だにゃん♪」
そう言ってとぼけながらもニコニコ…というよりニヤニヤ笑っている彩。
「やだぁ、この子ったら変な笑い方して。」
「…」
食事の準備のために再び娘に背中を向ける母に、彩は音を立てずに忍び寄る。
ゆっくりと母親の背に手を伸ばし、後数センチで「鋭く尖った爪」が触れ…
「?」
…る、という所で手を止めた。
いや、見えない誰かに止められたのだ。
直ぐに原因に思い当たった彩はイラついた表情をみせるも、直前に小さく身体を震わせ泣きそうな表情に変化する。
「た、たすけてぇ…マm」
「あら?どうかしたの?」
小さな声で助けを呼ぼうとするが、直ぐに両手で口を塞いで母親から距離を取る。
「…ううん、何でもない。服着替えてくるねママ!」
そう言って、彩は慌て気味に後ろを向いてリビングから逃げ出した。
扉を閉めた後に、初めて訪れるかの様に自分の部屋をキョロキョロと眺める。
「へぇ〜、ここが『私』の部屋なんだぁ♪」
部屋の真ん中で立ち止まり鼻をひくひくさせた後、ニヘラと表情を崩し女の子らしくないだらしない笑みを浮かべた。
「うにゃ~ん!」
ベッドへ狙いを定める勢い良く飛び掛かり、ぽふんとベッドの上で小さな身体がバウンドした。
「良い匂いにゃー♪くんかくんか…」
布団の匂いを嗅ぎながら身体を擦り付ける。
そのまま暫く、枕を抱きしめてごろんころん転がったり大きく伸びをしてふかふかのベッドを堪能する彩。
その姿に大人しくあどけない少女の面影は無い。
「それにしても彩ちゃん。僕とママの『お話』を邪魔しちゃ駄目だにゃ。」
姿見の方へ顔を向け『自分自身』に呟く彩。
「そんな悪い子にはお仕置きにゃぁ♪」
今まで以上に少女の幼い顔に似合わない、まるで成人男性の様なニヤニヤとイヤらしい笑顔で『誰か』に言った。
「ふにゃぁ…あふぅ…ん…」
頭を屈め小さいお尻を突き出し、苦しそうで艶のある声を洩らす。
「うっ…にゃぁ…ああぁん!!」
暫くして、一際大きな声と共にずるん!と彩の小さなお尻から尻尾が生えてきた。
それとほぼ同時に、髪の間からぴょこんとネコミミが飛び出してきた。
「ん…ぁ……ふぅ、スッキリしたにゃん♥」
尻尾とネコミミをピコピコ動かして自分の意思で動かせる事を確認すると、ベットから元気良く飛び降りて鏡の前に移動した。
「馴染むのも早いし、今回の『宿』は当たりだにゃあ~」
うっとりとした表情で鏡を見ながらそう言う彩。
「にゃは、それじゃ早速お着替えするにゃん♪」
鏡越しに自分に身でつける為に、イヤらしい手つきで自分の服のボタンを外す。
「ふにゃあ…身体が熱くなってきたにゃあ…」
幼い身体とのギャップのある自分の姿に頬を赤く染め、とろんとした表情になる彩。
一つ一つ 、ボタンが外れる毎に興奮が増して息が荒くなっていく。
「はぁ、はぁ…彩ちゃんのおっぱいはちっちゃくて可愛いにゃ」
露になった小さな二つの膨らみふにふにと両手で掴んで弄る。
「にゃ、ふにゃぁ…ムズムズするにゃ…あふ…」
「流石に初めてだとこんなものかにゃ。」
暫く身体中を弄った後、若干つまらなそうに呟く。
流石に幼い少女の身体では満足に快感を得れる程成熟していなかったようだ。
「ねえ、彩ちゃん…予定だとママに乗り換えるつもりだったけど気が変わったにゃ。」
鏡に映る自分の姿を舐める様に見つめながら彩に喋りかける化け猫。
「この身体を僕好みの淫乱に仕立てあげちゃうにゃぁ♥」
彩が帰宅中に出会った喋る化け猫は、人間の身体を乗っ取り成り済ます力を持っていた。
猫の言う『宿』とは『人間の身体』の事で、彩という少女は記憶や人格まで乗っ取られてしまったのだ。
かくして化け猫は、家族にすらバレない方法で少女の家に住み着く事になったのだった。
「今日はハンバーグよ彩。」
「やったー!ありがとうママ!ごろごろ…」
背後から抱きついて頬擦りをしながら猫の様に喉を鳴らす彩。
「もう、彩は甘えん坊さんね。」
「うにゃ~~おん♪」
「ニャー」
学校帰りの少女の前に一匹の三毛猫が飛び出して来た。
「ねこちゃんだ!」
人懐っこい仕草で足元にすり付いて喉をゴロゴロと鳴らす姿に少女は警戒もせずしゃがみこんで三毛猫の頭を撫でる。
「あはは、モフモフしてる!可愛いー!」
『うにゃ~お嬢ちゃんは撫でるのが上手だにゃ』
「え?!誰?」
突然聞こえてきた誰かの声に驚いて辺りを見回す。
『にゃっはっは!目の前にいるじゃにゃいか!』
少女の目の前に居る。
つまりその言葉の意味は一つだ。
「猫さんが喋ってるの!?」
『そうだにゃ!目の前の三毛猫がお嬢ちゃんに話しかけてるにゃ。』
「スゴい!猫ちゃん喋れるの!」
猫が喋った事を喜ぶ幼い少女。
大人だったら手の込んだいたずらを疑うか、気味悪がって逃げ出していただろう。
『早速だけど、お嬢ちゃんにお願いがあるにゃ。暫くの間、僕に『宿』を借してほしいにゃ。』
「やど…お家?」
『そうにゃ。訳あって『前の宿』が使えなくなったんだにゃ。次の宿が見つかるまででいいからお願いするにゃ!』
「でも、ママに聞かないと…」
『大丈夫にゃ!ママには僕が話してあげるにゃ!』
矢継ぎ早に会話を進めていく三毛猫。
『それに、ダメだって言われても僕ならママに見つからないトッテオキの方法を知ってるにゃ!』
「本当!それじゃあ――」
夕御飯の準備中に、娘の彩が学校から帰ってきた。
鞄を床に放り出し、廊下をバタバタ走りながらリビングへやってくる。
「ママ、ただいま!」
「お帰りなさい彩。今日は元気良いわね?」
振り返り、心なしか何時もより元気の良い娘を不思議がりながらも笑顔で返す母親。
「えへへ、秘密だにゃん♪」
そう言ってとぼけながらもニコニコ…というよりニヤニヤ笑っている彩。
「やだぁ、この子ったら変な笑い方して。」
「…」
食事の準備のために再び娘に背中を向ける母に、彩は音を立てずに忍び寄る。
ゆっくりと母親の背に手を伸ばし、後数センチで「鋭く尖った爪」が触れ…
「?」
…る、という所で手を止めた。
いや、見えない誰かに止められたのだ。
直ぐに原因に思い当たった彩はイラついた表情をみせるも、直前に小さく身体を震わせ泣きそうな表情に変化する。
「た、たすけてぇ…マm」
「あら?どうかしたの?」
小さな声で助けを呼ぼうとするが、直ぐに両手で口を塞いで母親から距離を取る。
「…ううん、何でもない。服着替えてくるねママ!」
そう言って、彩は慌て気味に後ろを向いてリビングから逃げ出した。
扉を閉めた後に、初めて訪れるかの様に自分の部屋をキョロキョロと眺める。
「へぇ〜、ここが『私』の部屋なんだぁ♪」
部屋の真ん中で立ち止まり鼻をひくひくさせた後、ニヘラと表情を崩し女の子らしくないだらしない笑みを浮かべた。
「うにゃ~ん!」
ベッドへ狙いを定める勢い良く飛び掛かり、ぽふんとベッドの上で小さな身体がバウンドした。
「良い匂いにゃー♪くんかくんか…」
布団の匂いを嗅ぎながら身体を擦り付ける。
そのまま暫く、枕を抱きしめてごろんころん転がったり大きく伸びをしてふかふかのベッドを堪能する彩。
その姿に大人しくあどけない少女の面影は無い。
「それにしても彩ちゃん。僕とママの『お話』を邪魔しちゃ駄目だにゃ。」
姿見の方へ顔を向け『自分自身』に呟く彩。
「そんな悪い子にはお仕置きにゃぁ♪」
今まで以上に少女の幼い顔に似合わない、まるで成人男性の様なニヤニヤとイヤらしい笑顔で『誰か』に言った。
「ふにゃぁ…あふぅ…ん…」
頭を屈め小さいお尻を突き出し、苦しそうで艶のある声を洩らす。
「うっ…にゃぁ…ああぁん!!」
暫くして、一際大きな声と共にずるん!と彩の小さなお尻から尻尾が生えてきた。
それとほぼ同時に、髪の間からぴょこんとネコミミが飛び出してきた。
「ん…ぁ……ふぅ、スッキリしたにゃん♥」
尻尾とネコミミをピコピコ動かして自分の意思で動かせる事を確認すると、ベットから元気良く飛び降りて鏡の前に移動した。
「馴染むのも早いし、今回の『宿』は当たりだにゃあ~」
うっとりとした表情で鏡を見ながらそう言う彩。
「にゃは、それじゃ早速お着替えするにゃん♪」
鏡越しに自分に身でつける為に、イヤらしい手つきで自分の服のボタンを外す。
「ふにゃあ…身体が熱くなってきたにゃあ…」
幼い身体とのギャップのある自分の姿に頬を赤く染め、とろんとした表情になる彩。
一つ一つ 、ボタンが外れる毎に興奮が増して息が荒くなっていく。
「はぁ、はぁ…彩ちゃんのおっぱいはちっちゃくて可愛いにゃ」
露になった小さな二つの膨らみふにふにと両手で掴んで弄る。
「にゃ、ふにゃぁ…ムズムズするにゃ…あふ…」
「流石に初めてだとこんなものかにゃ。」
暫く身体中を弄った後、若干つまらなそうに呟く。
流石に幼い少女の身体では満足に快感を得れる程成熟していなかったようだ。
「ねえ、彩ちゃん…予定だとママに乗り換えるつもりだったけど気が変わったにゃ。」
鏡に映る自分の姿を舐める様に見つめながら彩に喋りかける化け猫。
「この身体を僕好みの淫乱に仕立てあげちゃうにゃぁ♥」
彩が帰宅中に出会った喋る化け猫は、人間の身体を乗っ取り成り済ます力を持っていた。
猫の言う『宿』とは『人間の身体』の事で、彩という少女は記憶や人格まで乗っ取られてしまったのだ。
かくして化け猫は、家族にすらバレない方法で少女の家に住み着く事になったのだった。
「今日はハンバーグよ彩。」
「やったー!ありがとうママ!ごろごろ…」
背後から抱きついて頬擦りをしながら猫の様に喉を鳴らす彩。
「もう、彩は甘えん坊さんね。」
「うにゃ~~おん♪」